CONCEPT東建ハウスの家づくり

構造試験

地元とちぎの環境で育った土台・柱・構造材を使用しています。しかも、安心・安全・安住のコンセプトにより【栃木県林業センター】にて使用木材の強度検査を行っています。【東北沖大地震で構造的ダメージ全く無し】の原点です。

安心安全の裏付け

強度試験は栃木県林業センターの協力をいただき、木材性能試験棟で性能チェックを行います。強度試験の内容は以下の通り。

  • 【壁せん断・曲げ試験】

    本物の構造耐力壁(すじかいの壁)をせん断試験機内に作り横荷重をかけていきます(下記写真)写真Aは荷重をかける前で写真Bは荷重をかけて折れた状態です

    試験結果は地震想定では最大震度7でも崩壊しない耐力強度です。東北地震で崩壊しなかった根拠がこれなのです。

    下記の写真は【単独柱のせん断・曲げ試験】で地震力と同じく縦・横方向から10本の試験柱体一本ずつ荷重をかけ平均耐力を調べます。

    写真Cは、横荷重をかけ約2.4tで折れた状態で、Dの写真は垂直荷重で約5.5tで折れました。平屋25坪の建物で柱60本ほど使用しますので単純に直下型で1500tに耐えていることです。安心です!

  • 補強金物の接合引張り試験

    25坪の平屋住宅の継手・仕口で使用される補強金物は釘を除いて1200ヶ所を超えます。

    問題は、規定の商品を決められた部位に正確な工法で設置することです。しかも、その金物が期待通りの働きをしているか?なのです。

    地震時は、下記写真のように土台と柱の接合部分に過剰な強度がかかるのです。正確な工法とは、写真のように土台の1/2程度が壊れる設置の仕方と強度のある規定ビスを使用することなのです。

現在の木造住宅にはものすごい数の金物が取り付けられます。

金物と木材の接合強度を実際に調べます。

これらの試験を定期的に行うことにより品質の確保と品質向上を心がけております。