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東建ハウスの仕事21【あってはいけない締め忘れ!】

下の写真は構造の補強金物部分です。一件の住宅でボルト系補強金物は少なくも400ヶ所程度あります。“補強金物”と呼ばれている金物ですからしっかりボルトを締め付けてこそ役目を果たすことは誰でもわかりますよね。でも400以上の数を全て忘れずに締め付ける自信ありますか?私はありません人間ですから当然見落とす事を前提に対処する必要があるのです

ですから当社は【締め付けたらスプレー】を行います。一本位大丈夫と弁解する方がいるようですが一本でも緩んでいるとその“しわ寄せ”が他に移って大きな負担になり“そこ”が緩んでくるのです。

当社はそのような欠陥は見逃しません。

下の写真は私が理事長を行っているNPO東日本住宅検査協会が依頼者から欠陥検査を依頼されたとき発見した土台アンカーボルトの緩み写真です。このような状態が1本だけではなく複数有り、小屋組部分の羽子板ボルトも緩んでいました。絶対あってはいけない施工です。

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あかば 茂

あかば 茂

代表取締役東建ハウス
東建ハウス株式会社代表取締役。お客様から『ここに頼んでよかった』の言葉をいつも聞きたくて日々仕事に取り組んでいます。また、平成10年に欠陥住宅の撲滅を目的に設立したNPO法人東日本住宅検査協会理事長の肩書きも持つ。 趣味は車・バイクと旅と歌、音楽を聞きながら一日中走っていても平気。座右の書は【ナポレオンヒル成功哲学】