Blog東建ハウス スタッフのブログ

住まいの教室5【七つの家づくりコンセプト】

5つ目は【どのような?4】です。これは工法の種類です。工法には大きく分けて4工法があります。日本の場合、木造軸組工法とツーバイフォー工法が主流ですがどの工法にもメリット、デメリットがあります。それを理解しないと欠陥住宅と思い込む不具合が発生するのです。デメリットをメリットでカバーできる説明を聞くことをお勧めします。

デメリットが無い工法はありませんので、しっかりした納得できる説明ができる施工者が優秀な施工者の一つなのです。私は、昔から日本の高温多湿の気候環境を克服してきた木造在来工法と呼ばれる軸組工法をお勧めします。木造在来は正確な施工を行えば耐震も断熱も耐久もすべてクリアできますので安心です。ツーバイフォーを木造住宅と言われて建ててしまった方もいますので注意して下さい

『鉄骨工法は他の工法に比べ特に地震や火災に強い』と営業マンに勧められて建てたという方も意外に多いのですが、特殊な対応施工を行わなければ一般的に逆です。特に火災に弱く工法の内一番結露も発生しやすい工法です。水コップの表面に結露が発生する原理と同じで、冷たい鉄骨と断熱材部分に壁内結露が発生しやすいのです。

ぜひ工法を選ぶ際は【説得】されるのではなく【納得】して選定してください。下写真は鉄骨系住宅の床下結露で発生しているカビに状態です

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あかば 茂

あかば 茂

代表取締役東建ハウス
東建ハウス株式会社代表取締役。お客様から『ここに頼んでよかった』の言葉をいつも聞きたくて日々仕事に取り組んでいます。また、平成10年に欠陥住宅の撲滅を目的に設立したNPO法人東日本住宅検査協会理事長の肩書きも持つ。 趣味は車・バイクと旅と歌、音楽を聞きながら一日中走っていても平気。座右の書は【ナポレオンヒル成功哲学】